【推理小説】予告された遺作を読むというのは・・・

私が愛読している推理小説がいくつかあります。

その中の一つ・・・木谷恭介著の宮之原警部シリーズというのがあります。
最新刊がでていたので本屋で読んでみたんですが・・・
表紙の帯に「宮之原警部最後の事件」とかいてありました。

で・・・最後・・・もうすぐ定年なのでこれが手がけた最後の事件という台詞で終わります。
ちなみに・・・宮之原警部はほとんどの著作で45歳と表記されています。

近年の著作では特に年齢表記はないですけどね。

最後に後書き読んでみました。
どうも作者は今年頭に入院されたそうで、もう余命幾ばくもない状態らしいです。
本作が自分の遺作だと後書きで明言されていました。
#実際は自伝的な本を元気なうちに執筆するそうですが。

ちゃんと完結させてくれたことにはファンとして感謝しますが、やはりこれで終わってしまうのが非常に残念です。

まだ読んでないシリーズが結構ありますので古本屋ででもさがしてまた買ってきますかね。
ちなみに・・・宮之原警部シリーズに限っては、小説からではなくTVドラマから入りました。

私の好きな俳優さん、村上弘明氏が宮之原警部を演じていたシリーズをみていて、ある日、本屋で手にしたのがきっかけでした。

2021/04/21追記:
木谷恭介先生は2012/12/9にご他界されました。
改めてご冥福をお祈りいたします。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください