最近、2007年放送のNHK大河ドラマ 風林火山をみたのですが・・・
まぁおもしろいにはおもしろかったのですが、時代考証というか時系列がめちゃくちゃだったり・・・
まぁ演出上仕方ないかなと思ったのは第4次川中島合戦の前に桶狭間の戦いが起きていること。
桶狭間の戦いは1560年で第4次川中島の合戦は1561年
桶狭間の方が後なわけです。
ところが、この物語・・・山本勘助が主人公ですから、第4次川中島の合戦がどう考えても最後になってしまうわけです。
#山本勘助は実在を疑われていた人物ですが、近年の研究で実在していたことがほぼ明らかになっており、第4次川中島の合戦で戦死したことになっています。
となるとその後に桶狭間をもってきても蛇足にしかならないわけで・・・
おまけにこの話の上では、桶狭間で今川義元が討ち死にするのは半ば勘助の仕掛けた謀略に引っかかったような演出をされていますから。
まぁその辺はぎりぎり演出として理解できる範疇かなと思っていたんですが、どうにも理解できないのが合戦シーンです。
この物語における合戦で馬上の武士が刀(太刀)で戦闘するのはいかがなものかと・・・
馬上で槍を使った武士はほぼ皆無でしたね。
まぁその他細かい設定をつらつらいっていけばきりがないですが・・・
これみたせいで、真田太平記みたくなりました。
あれレンタルDVDとかで出てなかったかな?